蟹山 昇宏

株式会社HANT 代表取締役

税理士

生年月日:昭和62年5月9日(島根県松江市生まれ、大阪府南河内郡太子町育ち)

学歴:上宮高校、関西大学商学部、近畿大学大学院法学研究科卒

【職歴】

東大阪にある中川会計事務所へ学生アルバイトとして入社。

その後、税理士法人和、税理士法人山田&パートナーズでの正社員勤務を経て2019年1月1日に開業

【ちょっと自慢できること】

・学生時代はバンドでギターを弾いていた。mixiのコミュニティに「かにさんファンクラブ」があった。(笑)

・松下IMPホールや江坂ミューズでライブをしたことがある。

・とにかく運が良い。人生の困難な場面で助けてくれる人が現れる。

どのような経緯で税理士になったのか

「かにちゃん、税理士になろう!」と高校の友人に言われたことが、税理士という職業を知ることになったきっかけです。

高校2年生まで税理士という職業を知りませんでした。

私の両親はともに学校の先生だったので、私自身将来は学校の先生になろうかなぁと考えていました。

友人は親が事業を営んでおり、税理士や確定申告が身近な存在だったのだろうと今では思います。

ちなみに友人は軽音部の部長をしており、私は副部長という仲でした。

身近な友人が税理士を目指そうと誘ってくる。

資格の学校のパンフレットを見せてくる。

それだけで目的意識のない高校生には将来の進路を決める大きな出来事でした。

漠然と教師になるという将来のイメージを変更し、簿記や経営を学べる商学部に入学することを決めたのです。

しかし、いざ税理士になると決めたものの、まずは大学の入学試験を突破しなければなりません。

高校3年間遊び倒した私は入学できそうな大学がありませんでした。あわてて高校3年生の10月から塾に通い必死で猛勉強しました。

塾の先生方のご指導のおかげで、なんとか希望の商学部に入学することができたのですが、大学受験での猛勉強に疲れ果て、「もう二度と勉強なんかしない」と誓ったことを覚えています。

その言葉通り、大学では再び遊び倒します。

楽しい大学生活が続き、税理士になるなんて目標はすっかり忘れていました。

そんなある日、大好きなおじいちゃんが亡くなってしまいます

おじいちゃんが亡くなる前から、我が家は相続で少し揉めていました。(おじいちゃんは農家で土地を少し持っていました。)

家のリビングで親族が集まって話をしている。

大好きで尊敬する父がおじいちゃんの相続問題で頭を抱えて困っている。

こんなに身近に税金で困っている人がいる。

おじいちゃんの相続、父の困り切った様子。

もし身近に税金のことを気軽に相談できる人がいれば、どれだけおじいちゃんや父は安心できただろうか

それがなにがなんでも税理士になると決意させた出来事でした。

大学卒業後は資格の専門学校に通い税理士試験の勉強を始めます

税理士試験は1科目づつ受験ができる試験ですが、1科目1科目がとにかく難しく、勉強する量も多く、受験勉強は大変苦労しました。

個人の会計事務所で働きながら1年かけて1科目づつ1,000時間程度の勉強を毎年続けました。

2科目に合格し、大阪市内の税理士法人で働き始めます。

税理士法人での勤務はとても多忙でした。しかし、税理士という仕事はとても楽しく、のめりこみました。

朝早く出社して遅く帰る生活が続きましたが、厳しい上司からたくさん指導を受けることができました。とても感謝しています。

働きながらの税理士試験はなかなか合格することができず、長い受験生活の中で税理士になるとの決意を忘れそうになった時期もありました。

不合格通知が届き、悔しさで泣いた年もあります。

所長や先輩、後輩、所内のスタッフさんに支えていただきながら仕事をするなかで、会計・経営・税務・労務など経営者が困っている事例をたくさん体験しました。経営者のお困りごとに親身に対応しているうちに、税理士試験にも合格していました。合格通知が届いたときは父と喜び合ったことを覚えています。長かった受験生生活を支えてくれた家族にはとても感謝しています。

私のように小さな個人税理士事務所~大阪市内有数の税理士法人~日本でも最大手税理士法人での勤務経験がある税理士は珍しい存在です。

個人事業主の確定申告、株式会社の日々の会計入力のご説明、法人の決算税務申告、年末調整、節税策のご説明、クラウド会計や人事ソフトの導入支援、経営者の万が一を支える保険のご説明、資金繰りの改善、融資のサポート、株価算定、相続税申告、組織再編のサポートなど多岐に渡る業務を経験しました。

経営者をサポートすればするほど税理士いう仕事のおもしろさ、やりがいに気づきました。

さらに、税に関する法律は毎年改正がありますし、会計freeeに代表されるクラウド会計などの新しい技術は日進月歩で進化しているので、勉強し続けなければなりません

クラウド会計などの新しい技術を深く解説した技術書は現在も出版されておらず、手探りでの業務も多いです。。。

それでも、手探りの中でもお客様に喜んでいただける業務が楽しく、私は税理士の仕事に夢中になりました。

もう二度と勉強なんかしないと言っていた自分ですが、このような経緯で日々勉強が必要な税理士になったのでした。

旅する税理士として(強み・経験)

税理士には、税理士業務を行うための事務所を設けなければいけないという法律があり、その事務所で業務をしなければならないという弱みがあります。(かといって事務所を複数設けることもダメ)

しかし、東京への出張があれば、東京で業務をすることも必要ですし、インターネットが発達した現代ではどうしても法律が古いように感じてしまいます。

もちろん税理士法が求めている立法趣旨に基づく行動とはなりますが、旅をしながらでも税理士業務ができるようになれば良いなあという気持ちで、旅する税理士と自ら名乗り(かなりイタイ)仕事をしています。

仕事のスタイルですが、お客様の満足を第一に考え、できる限り業務の効率化に取り組んでいます。お客様の資料や大量の専門書籍などを抱えては旅することもできません。スマホに現地の地図やガイドを詰め込めば、旅は快適になります。

旅する税理士のスタイルでお客様のお役に立ちたいという姿勢で以下のような業務効率化に取り組んでいます。

・ペーパーレス→資料はDropboxなどのクラウド上でデータでの受け渡し。

・クラウド会計を使用→インターネット環境があればパソコンやスマホでお客様とやりとりできる。自動仕訳で入力の手間も減少する。

・チャットツールの使用→時差がある場所にいてもスムーズなコミュニケーションが取れる。

・WEB会議→Zoomなどを利用して離れた場所でも気軽に打ち合わせができる。

・ツールのご提案→便利なクラウドサービスのご提案により業務を再構築します。従来の業務を見直し、効率化することで空いた時間を本業に集中させることが可能です。

・資金繰りサポート→資金がなければ安心して旅にでることはできません。経営をするにあたって資金繰りに悩むことが多々ありますので、融資のサポートには力をいれています。複数の金融機関とのパイプを常に持ち、金融機関の担当者様と蟹山会計で経営者様の資金繰りをサポートしています。

・同じ景色を見る→経営者様のパートナーとして、同じ景色を見たいと考えています。ともに成長し、ステージに合った景色を共有できれば幸いです。

好きなもの・尊敬する人

読書

美味しいもの

お酒

渋沢栄一

現在の仕事

当事務所に寄せられるお困りごとは下記のような事例です。

「個人事業主として開業したばかりで、なにをしたらいいのかわからない」

記帳経理のやり方がわからない」

「会社を設立したいが、会社設立は誰にお願いしたらいいのか」

「会社設立したが、法人の経理や税務は個人の時となにが違うのか」

「資金繰りが厳しい。融資を検討すべき?」

節税をしっかりしたい」

「業務を効率化するためにクラウド会計を導入したいがサポートしていただけないでしょうか」

「すでに税理士さんにお願いしているので、クラウド会計の導入だけお願いしたい」

「どうやってクラウド会計freeeを導入したらいいの」

「クラウド会計が便利だったので、人事労務のクラウドシステムも導入したい」

「税以外の分野の専門家を紹介していただけないでしょうか」などなど

会社設立を考えている方やフリーランスの方からのお悩み相談が多いです。

特に、IT業界や制作、コンサル業界のお若い経営者が多いです。

はじめは数字のこと・経営のことがわからないかと思いますが、親身にサポートいたしますので、少しずつ数字に強い経営者として成長し、成功していただきたいと願っています。

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蟹山昇宏税理士事務所は日本一親身な会計事務所を目指しています。

お客様のお悩みに親身になって、フットワーク軽く対応します。